90回箱根駅伝を振り返る ~国士舘大学~

続いては国士舘大学について・・・結果はこのようになっております。予選会を13位とぎりぎりでの通過、12位とも差をつけられての通過だっただけに、本戦でも最下位の可能性が高いかなあと思っていましたが、その通りになってしまいました。ただ、タイム差は予想以上に悪かったですね。。。ブービーのチームから10分、トップとは実に45分以上も差をつけられてしまうとは・・・正直、来年以降は箱根出場は厳しいのかな?と思ってしまいました。。。そんな国士舘の走りを振り返ってみたいと思います。

 

1区は浪岡、チームトップクラスのスピードがありながら、ずっと長い距離に対応出来ずに苦しんでいましたが、箱根予選会では103位では知りましたし、1万mも28分43秒まで伸ばしてきたので、ある程度は1区でも戦えるのかな?と期待していたのですが、区間最下位、トップとは7分34秒も離されてしまいました。いくらなんでもやられすぎですよねー。28分台ランナーなのですから、せめてもう少し粘って欲しかったです。22位とも2分以上離されてしまい、もうこの時点でほぼ単独走で区間最下位を走って行くことが確定してしまいました・・・2区は菊池、高校時代5000m15分台の選手がここまで伸ばしてきたのは純粋にすごいですねー。それでもこの展開で力を出しきるのはまず無理ですよね。区間21位とブービーの走りで、2区終了時での繰り上げという悪夢が。。。10分経てば繰り上げなのは知っていましたが、なかなか2区で繰り上げというのは無いですよね(汗)

 

3区は武藤、今シーズン最も伸びてきた選手の1人で、勝負のレースでも比較的結果を残している選手です。ある程度は走ってくれるのではないかと思っていましたが、区間最下位・・・うーん、流れなのか経験不足なのか何なんでしょう?チームトップ3を並べてもダントツの最下位なのですから、もうどうしようもないですよね。。。むしろ4区以降が不安だったのに・・・4区は中山、今回の箱根予選会こそ走りませんでしたが、チームでは主力の1人です。往路から選手を注ぎ込んできた国士舘なのですが、4区でも区間最下位・・・いやあ、もう本当にどうしようもありません。ただ参加しているだけのレースになってきてしまいました。残念です。5区は杉沢、せめて最も差のつく5区で少しでも挽回してくれたらと思っていたのですが、これまた区間最下位・・・往路は最下位4、ブービー1という散々すぎる結果に。往路はもちろん最下位、ブービーとも8分近い差をつけられてしまいました。

 

6区は石井、いくら往路で遅れても復路では一斉スタートなだけに、ここである程度集団で走れれば、また流れも変わってくるかなあ?と思っていましたが、これまた区間最下位と最悪の復路スタートとなってしまいました。区間ブービーとも1分18秒差をつけられて、またしても前が見えない位置での最下位となってしまい、往路の再現が早くも見えてきてしまいました。7区は櫻井、いい加減に悪い流れを断ち切りたいところなのですが、ここでも区間最下位に沈み、実に5区間連続での最下位です。もうこれはなんと言ったらいいのか。。。どうしようもないとしか言えないですね。それでも、8区以降は意地を見せます。8区は餅崎、持ちタイムは決してよくないルーキーながら、全日本予選に出場した選手であり、箱根でも区間15位で走りました。チームとして初の10位台での区間順位ということになります。それも寂しいですけどね・・・餅崎はまだルーキーですし、これから伸びていってくれれば面白いかなあと思います。

 

9区は岡崎、チームの主力の1人であり、9区を15位とこれまた10位台での走りとなりました。これだけ差をつけられたことで逆に開き直れたのかあ?最上級生の意地を見せられた走りでした。大差をつけられた状況でモチベーションを維持するのは難しいですからね。。。10区は堀合、武藤ともに期待の2年生選手です。ハーフの持ちタイムもチームではいいほうですしねえ♪結果は区間14位とチーム最高の区間順位となりました。8区からは 15-15-14という区間順位ですから、頑張ったのでは無いでしょうか?ただ、あまりにも力を発揮できない選手がエースを含め多すぎましたよねー。

 

来年度は2区菊池、4区中山、5区杉沢、9区岡崎が抜けますが、それよりも問題は13→9枠に箱根出場枠が減ってしまうことですよね。少なくとも、ここ2年の状態ではとても箱根予選を突破することは出来ないと思います。各選手がハーフの距離で大幅にレベルアップすることが必須ですし、箱根にだけこだわるなら、拓殖のように思い切ってトラックは捨てて箱根一本に絞って勝負するのもありかもしれません。とにかく何かを変えない限り、箱根に出場出来るのはよくて5年後の記念大会とかになってしまいそうなので、そんなことにならないように大学・監督・選手共に奮起してほしいと思います。

 


PAGE TOP