90回箱根駅伝を振り返る ~専修大学~

2014年1月25日

続いては専修大学について・・・結果はこのようになっております。1区で大きく出遅れると、1~3区まで20位以下というあまりにも苦しすぎる出だしとなってしまいました。元々、ずば抜けたエースがいないだけに、往路での出遅れが懸念されましたが、正直心配していた以上に大きく出遅れてしまった気がします。予選会を7位通過した時には、もう少し上を狙えるのではないか?と期待したいのですが、結局一度も総合順位で19位以内に入ることが出来ませんでした・・・そんな専修大学の走りを振り返ってみたいと思います。

 

1区はルーキーの濱野、正直びっくりしました。いくら予選会でルーキーにしては好走したと言っても、エース級が集まると予想されていた1区に起用してくるとは・・・結果は区間20位、トップとは実に4分30秒以上も離されてしまいました。さらに、19位とも1分以上離されたのが苦しかったですよねー。前が見えない単独走ですと、走りにくいですし・・・そんな2区は吉良、予選会でも33位に入ってますし、チームでも主力の1人ですが、まさかの区間22位(実質最下位)となってしまいました。うーん、経験の浅さが出たのでしょうか?2区終了時にして、トップとあわや10分差の繰り上げスタートとなってしまうところでした。3区は澤野、1万mで28分34秒を持ち、これまたチームの主力どころかエース格の選手です。それでも、3区では20位・・・主力をつぎ込んでこの結果ではどうしようもありません。駅伝は記録会や予選会と違って、流れというのが大事なのを改めて感じました。駅伝は、余程力のある選手、力の劣る選手で無い限り、区間順位は総合順位に近くなる傾向がありますよねえ。。。どういうオーダーだったとしても、3区まででの出遅れは避けられなかったのかなあ・・・?

 

4区は駒井、箱根予選会に出場せず、ハーフも65分51秒という選手ですが、結果は区間14位、展開・持ちタイムからすれば上出来でしょう。比較的チーム内で力が拮抗していることもあり、どうしても他大に主力が集まる区間では手こずり、繫ぎ区間ではややマシになるという傾向がありますね。5区は斉藤、箱根予選での実績を考えるとエースと呼んでいい存在だと思います。それでも、5区は17位と苦しみました。持ちタイムも悪くないのですが、専修の選手はなかなか力を出し切れない展開が続きました。伊藤監督もまだ大学生を教えて日が浅いですし、3大駅伝の出場が3年ぶりということもあり、経験の浅さが大きかったのかなあ?往路は結局21位と完走した大学中ブービー、トップとは20分差つけられるということに。。。

 

6区は中山、6区は一斉スタートということもあり、ここで気持ちを切り替えて他の選手を利用して少しでも前を追っていきたいところですが、区間19位と大きく遅れてしまいました。ここで遅れるとまた単独走になりやすく、恐らく単独走になれていない専修の選手には厳しいですよねえ。。。7区は松尾、ハーフの持ちタイムはチームでもトップの選手です。それでも繫ぎ区間である7区で15位が精一杯でした。これでも、トップとのタイム差では3番目にいい区間なんですけどねー。良くてトップと2分差、悪いと4分も5分も1区間で離されてしまっては戦えないですよね。。。本当に専修は苦しい走りが続いていました。。。

 

8区は木内、4年生にして20km、ハーフの実績がほぼない選手が8区に起用されたのはちょっとびっくりしました。しかし、結果は区間21位・・・4度目の区間20位オーバーです。うーん、主将の宮坂も結局走れませんでしたし、経験不足というのは、箱根本番への調整という面でも難しいですよね。当然、力を出し切るという面においても・・・9区は小原、今年度は箱根予選会を走っていない選手です。本来であれば、箱根予選会を走ったチームはそこに出場した12人が中心になるはずなのですが、専修は特につなぎ区間で走っていない選手が何人もいましたねー。それは戦力が拮抗しているということなのか、本来走るべき選手が走れなかったからなのかは分かりませんが、区間16位というのは妥当な結果ということでしょうか・・・2年前は箱根予選を78位で走っている選手なのですが、下級生から出てきた選手は、その後も順調に行くことがちょっと少ないような・・・1年で箱根を走った宮坂、上野も2,3年次は怪我や不調でしたしね。。。

 

10区は上野、箱根を走ったことがある数少ない選手ですが、結果は区間6位、チーム唯一の一桁順位で走り切りました。1年で箱根を走って以降、箱根予選も2,3年は出られず、出場した今回も113位と苦しい走りになりましたが、最後の箱根で好走してくれましたねー。この走りが来年以降につながってくれるといいのですが・・・

 

箱根と箱根予選会は全く違うものだということを感じざるを得ない結果に終わってしまいましたね。さらに厳しいことに、来年は9枠と4枠も出場枠が減り、3区、7~10区を走った5人が卒業し、戦力ダウンは大きいチームです。新入生は風岡が都道府県対抗で好走し、即戦力の期待がかかりますが、他の選手はまだまだ厳しそうで。。。次回の箱根予選会を突破出来るかは専修大学にとっても大きな意味を持つこととなりそうです。何とか予選会を突破してほしいところですが、非常に厳しい戦いとなりそうです。。。

 


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