90回箱根駅伝 東洋大が歴代2位の圧倒的タイムで優勝!!

2014年3月9日

いやあ、東洋大学強かったですね。88回大会の区間賞6つに次ぐ区間賞5つの圧勝、往路終了時では駒澤といい勝負かと思いましたが、相手になりませんでした。往路で59秒差が最後には4分34秒差まで開きましたからねえ。各区間ごとに簡単に振り返ってみたいと思います。

 

6区:区間記録を狙うと言っていた明治の廣瀬がさすがの走り、惜しくも4秒区間記録には届きませんでしたが、ついに区間賞を獲得しました。勝負の年である来年、廣瀬が抜けるのは痛いですね。上りもブレーキとなりましたし、山の対策は必須です。また、58分台で日体大の鈴木が走るのは予想出来ましたが、早稲田の三浦も同タイムの58分51秒で走るとは思いませんでした。今後につながる走りでしたね。優勝争いではともに59分30秒を目標としていた東洋・駒澤、東洋が59分4秒、駒澤が59分22秒、双方ともにほぼ予定通りの走りだったように思えます。

 

7区:東洋:弾馬、駒澤:西山のスーパールーキー対決に注目が集まった7区、ここで差を詰めたかった駒澤に対し、弾馬は最初からハイペースで最後まで押し通し、37秒の差をつけました。実質、ここで勝負ありだったかなあ。。。西山も区間3位で悪くはなかったのですが、弾馬が63分23秒の好走でした。また、小椋が10秒差の2位と好走、1区以外では初の好走でした。また、4連続駅伝で失敗している柳も7区5位で走り、ようやく結果を残せました。来年以降も楽しみになりました。シード権争いは10位法政と11位大東の差がわずか12秒、7位~12位の間での熾烈なシード争いは最終区までもつれる激戦でした。3位争いはここで2分23秒差、4位の日体大は厳しくなりましたね。。。

 

8区:東洋はまたしても高久が区間記録に迫るペースで飛ばし、2位有村にも46秒差をつける快走で駒澤との差を3分40秒に広げ、これで完全に勝負ありでした。大塚は区間6位でちょっと微妙な走りでしたね。1年生が3人走りましたが、やはり1年が3人好走するのは難しいですね。来年に向けては楽しみになりましたが。。。シード争いでは大東の吉川が区間4位、法政の佐藤が区間7位で走り、それぞれ有利に進めました。逆に区間17位の拓殖、19位の東海は苦しくなりました。

 

9区:駒澤は窪田を投入するも時既に遅し・・・というか結局詰められた差はわずかに28秒、これではどうしようもないですね。東洋は出雲・全日本とは違い、本当に箱根に合わせてくるのは上手いですね。故障明けだった高久、上村も完全に箱根を見据えて調整してきたようですし・・・これは来年も東洋強そうですね。毎年、そういう話をしている気がしますが。。。9区で輝いたのは矢野、区間記録に28秒と迫る快走で3位を争う早稲田に2分4秒差、2分負けていた状態から逆に4秒リードを奪いました。これは非常に大きかったです。全日本の借りを見事に箱根で返しました。ここで苦しくなったのは東海、当日変更で入った山下が区間19位、連続ブレーキとなってしまいました。大東も区間17位担ってしまい、シード権から50秒遅れてしまいました。

 

10区:既に優勝は確定的だったにも関わらず、東洋大津は最後まで攻めの走りを貫き、区間記録に迫る快走で復路新記録での優勝、そしてMVPまで獲得してしまいました。確かに、区間賞を5つ取った東洋の中でどの選手も決め手には欠ける感じでしたが・・・個人的には3区悠太かな?と思っていましたが、区間新に迫り、復路新記録を決定づけた走りが評価されたとのことでした。駒澤の其田も区間2位で走りましたが、それでも1分22秒差をつけられてしまいましたからね。10時間57分台という歴代3位の好タイムで走ったにも関わらず、4分34秒差をつけられる結果、これは東洋を褒めるしか無いですね。88回に続き、駒澤がいい走りをしたにもかかわらず、それ以上の完璧な走りを東洋に見せつけられました。

 

また、3位争いではずっと並走し、引っ張り続けた日体大の甲斐が途中で抜け出し、早稲田の中村は置いていかれて勝負あり、全日本の出場権も獲得し、3強がそのまま1~3位を占める結果となりました。日大は高松が10区4位の素晴らしい走り、キトニー不発にも関わらず、復路で7位まで順位を上げてのシード獲得はびっくりしました。1年でここまで変わるものなのですね。。。監督は大事だと改めて感じました。青山学院は前々回に並ぶ5位フィニッシュ、下級生中心、主力を欠いての結果だけに、今後が楽しみになりました。明治の石間はまさかの区間最下位に沈み、総合6位でフィニッシュ、来年に向けて色々と不安要素が見える結果となりました。

 

帝京は往路12位から、層の厚さを見せつけ、8位でのシード獲得となりました。9位は拓殖大学、箱根予選会で8位の日大、9位の拓殖がともにシード獲得という波乱の展開となりました。往路を上手く凌ぎ、復路も堅実な走りが印象的でした。最後に10位に滑り込んだのは大東大、最後まで10位以内の大学が変わる近年稀に見る争いは、区間12位で走った大東大に対し、法政は19位に沈み、大東が10位、法政が11位、50秒差でシードの明暗が分かれました。

 

中央学院は終盤追い上げるも5区~7区での出遅れが響き12位、10位からわずか57秒差という結果でした。東海は8区からの3連続ブレーキで復路最下位に沈み、13位でのシード落ち、廣田、石橋、石川といった主力を使えずに、またしても調整力という課題を残しました。14位は東農大、1区出遅れから5区80分きりの好走もあり、ここまで戻しましたがやはり出遅れは痛かったですね。箱根予選1位ながらシードを確保出来ませんでした。15位は中央大学、箱根予選12位からは巻き返しましたが、さすがに箱根シードを確保するほどの走りは見せられず、2年連続でシードを逃しました。16位は順大、西郷を欠いた時点でもうシードは絶望的でした。最後まで足並みが揃わなかったですね。来年は新入生に楽しみな選手がいますし、9区5位の田中、10区8位の聞谷と楽しみな選手も出てきました。巻き返しに期待です。

 

17位國學院、18位神奈川、19位城西、21位専修はいずれも1区で大きく出遅れた4校、1区がハイペースになる可能性が高い状況で、國學院、城西はともにチーム2番手を配したのでしょうがありませんが、神奈川、専修はチーム4番手以降を起用しての結果なので、悔いが残るかもしれません。20位上武大学は3位までシード圏内につけていましたが、やはり選手層は薄く、4区以降は順位をどんどん下げる結果となってしまいました。底上げが本当に求められますね。22位国士舘は申し訳ないですが、予想通りの結果となってしまいました。21位の先週からも10分近く離される完敗でした。。。山梨学院は復路を9位相当で走り、オムワンバの故障さえ無ければシード獲得は間違いなかっただけに非常に残念な結果となってしまいました。都大路を制した山学大附属の優勝メンバー5人がそのまま山梨学院大学に進学しますし、来年からの巻き返しに期待です。出雲で見れないのは残念ですが。。。

 

シードを失った順大、法政、中央学院はいずれも誤算がありましたね。5区西郷を欠いた順大、エース西池を欠いた法政、3年連続5区の田中を9区に動かして失敗した中央学院と・・・とくに中央学院はもったいなかったかな?シード落ちが想定外だった大学は正直ありませんでしたが、シードを獲得したのが予選6位の大東、8位の日大、9位の拓殖がシードを獲得したのには正直びっくりしました。来年以降も優勝争い、シード争い、出場権争いともに激しさを増していきそうですね。最後までワクワクするようなレースを今後も期待したいと思います!!!

 


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