90回箱根駅伝 早稲田大学の不安要素

ラストです!チームを支え続けた卒業生(平賀、佐々木、前田など)が抜けた穴の大きさが不安視されましたが、下級生の台頭もあり、出雲4位、全日本4位と何とか食らいついている早稲田大学の不安要素について・・・過去10年の箱根成績はこのようになっております。前回の箱根はラストスパートで帝京に敗れて5位、その後もなかなか3位以内に食い込むことが出来ていない状況が続いています。3冠を達成して以降、8大会全てが3~6位と安定はしていますが、2位以内がなく、優勝争いまでは加われていないことが分かります。今年は学生ハーフ、上尾ハーフで好記録を出し、ハーフの平均持ちタイムは全大学中トップの62分54秒となり、持ちタイムだけを見れば優勝争いも出来る戦力のように思えますが、実際には色々と不安な面があります。

 

まずは最近の定番となってしまった1区の出遅れです。2012年度の出雲から3大駅伝は5大会連続で出遅れています。前回の箱根も17位スタートでしたしね。。。とはいえ、元々早稲田は1区を得意としているチームで前々回から過去5回の1区を振り返ってみると、3-1-2-1-1と素晴らしい成績です。主力級を配置しているのもありますが、今回の箱根も何とか1区からいい位置で進めたいところでしょう。とはいえ、大迫を1区に使ってしまうと2,3区が困りますし、山本は5区でしょうから1区の人選には非常に悩むところです。監督が主力として期待をしている柳は3大駅伝4回中4回失敗していますし、1区は怖くて使えないでしょう。

 

となると、上尾ハーフで好走して高田が考えられますが、3大駅伝で主要区間を走った実績も無いですし、繫ぎ区間でも区間賞の経験はなく、正直1区は不安な面もあります。全日本でも監督は柳か1年生で迷ったと言っていましたし、高田の1区は構想になかったみたいですしね。1年生は武田、平、井戸と期待値は大きいですが、1区を任せられるかというと疑問が湧きますし、前回10区4位の田口は1区希望ですが、怪我で出雲/全日本を回避しており、上尾ハーフで好走したとはいえ、その影響が心配されます。まさに、誰を選んでもメリット・デメリットがある状況ですね。今回の箱根で1区で出遅れたら、もうその時点で優勝争いは厳しくなるでしょうし、1区の人選は最後まで監督も頭を悩ますことになるのではないでしょうか?

 

怪我人が多いのも気になります。今年の場合、本来主力となってほしい志方、田口が怪我で出遅れています。田口は上尾ハーフで62分台と完全復活しましたが、志方はようやく1万mを30分切りまでの回復状況で、箱根は微妙なところです。いくら志方でも怪我明けではしっかりと走れないことは前回の7区二桁で証明されてしまいましたからね・・・最後の箱根を走って欲しいですがどうでしょう?また、ここ数年故障・不調者が必ずといっていいほど出ているのも心配です。前回は志方が不調、佐々木も万全では無かったですい、2年前は三田・八木が走れず、3冠を達成した3年前でさえ、佐々木、志方を欠いてのレースとなりました。今の選手層を考えると、やはり主力の故障は致命的となりますし、今回の箱根は故障者なく臨んでほしいものです。

 

1区だけではなく、2区も不安です。直前までアメリカにいて、走りこまないという大迫が2区は考えにくいですし、となると誰が走っても区間中位以下となるリスクがあります。3年連続2区で好走した平賀の存在の大きさを改めて感じさせられますね。1~3区のうち、大迫以外の残り2区間をどうするかが早稲田の大きな悩みだと思います。いくら5区に山本がいるといっても、そこまでに大きく遅れていては元も子も無いですからね。3区大迫ならば、1,2区を全日本or上尾で好走した高田、田中、田口、武田あたりで走ることになるのかなあ?うーん、もうしそうなれば、どんな順位でたすきを運んでくるか予想がつかないですねえ。。。期待よりも不安のほうが大きいような。。。

 

戦力を見る限りですと、やはり明治と同様に3強に次ぐ存在といったところでしょうか?箱根でなかなか優勝争いが出来ていないだけに、今回こそは絡んでいきたいところですが・・・学生ハーフや上尾ハーフで好走した選手が、その強さを箱根でも見せられると面白いのですが、そう簡単にはいかないのが箱根の怖さですよね。3大駅伝全て4位というのも悔しいでしょうし、一つでも上を目指していって欲しいところです。来年度以降は、大迫が抜けてエース力は落ちますが、14分一桁で駅伝でも実績のある選手が一気に3人入りますし、今年のルーキーのさらなる成長を考えれば、チーム力としては今年以上になるかもしれませんね。引き続き、優勝争いが出来るチームを作っていって欲しいですし、そのためにも今回の箱根で結果を残して欲しいです!!

 


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