90回箱根駅伝 日本大学の不安要素

続いては、前回の箱根予選は7位通過で箱根本戦も2区終了時にトップに立つも3区以降はズルズルと下がり15位で終わり、今年の箱根予選も8位通過となかなか浮上のきっかけをつかめない日本大学の不安要素について・・・過去10年の箱根成績はこのようになっております。うーん、ここ最近の日大はなかなか結果を残せないですね。唯一確保していた全日本のシードも失ってしまいました。キトニー以外の主力を1~4区まで注ぎ込んだにも関わらず、4区終了時え12位ではどうしようもないですね。。。そんな日大の不安要素について考察していきます。

 

まずは、距離に対する不安があります。今年は全日本も悪かったですが、例年は全日本の距離だと何とか対応出来るのですが、ハーフとなると悪くなる選手が多いんですよね。現時点のハーフの平均持ちタイムも20位と厳しい数値となっています。箱絵予選も留学生・エース格以外は二桁順位も少ないですし、箱根本戦も過去3年(2大会)で留学生以外が区間一桁だったのは、2010年度の1区堂本の2位と2012年度の8区林の5位の二人だけです。今年も上尾ハーフには主力が出ず、11月末の日体大記録会に大挙して出場し、好タイムを出していましたが、果たしてそれを箱根につなげていくことが出来るのか?ハーフの距離に今年どこまで対応出来ているのかが気になります。

 

選手層の薄さも気になるところです。ハーフの距離である程度実績があるのは、キトニー、荻野、竹ノ内、林、田村くらいです。(田村は怪我でどこまで万全で臨めるか不明) 持ちタイムもここまでの選手がハーフ換算も含めて64分切りを果たしています。一方、6番手は64分49秒と一気に跳ね上がってしまいます。日体大記録会を見る限り、ある程度は底上げできているように思えますが、果たしてそれが箱根でどこまで通用するかですねえ・・・箱根とハーフの記録会でさえ、全く別物だと私は思っていますので、まして1万mの記録会となると・・・て感じです。特に1,2年生がキトニー、荻野、石川しか出てきておらず、下級生の底上げも必須ですね。3年生世代が抜けた後がこのままでは怖すぎます。

 

山上りも大きな不安要素です。シードを落とした過去3大会の5区の成績は20-19-17とボロボロな結果です。果たして今年は上りに目処が立っているのか?シードを狙う以上、5区は避けては通れないですからね。。。前回8区を好走した林あたりが候補なのかなあ?8区の遊行寺の坂と5区の山上りは別物ではありますが、8区→5区を走る選手もちらほらいますからね。そろそろ、箱根5区の負の連鎖を断ち切りたいところです。

 

ある意味、5区以上に魔の区間となっているのが3区です。留学生が2区で大幅に順位を上げているにも関わらず、3区が2年連続で20位(区間最下位)と大ブレーキとなり、せっかくの留学生の貯金をここで吐き出してしまうんですよね。今回もキトニーが2区を走ることが濃厚でしょうし、上位でくることもほぼ間違いないでしょう。何とか3区でいい流れを継続していければ、また違った結果となると思うのですが。。。1,3,5区には力のある選手を置いておかないとですね。

 

怪我も心配ですねえ。高2まではダントツと言ってもいい世代トップだった田村ですが、大学生になってからは怪我に悩まされています。怪我さえ無ければ、箱根予選を10位以内で走ったり、全日本1区で区間賞を取ったりとその力は健在なのですが、今シーズンも怪我に悩まされ、箱根予選は何とか走りきったという感じで全日本も欠場でしたからね。。。(箱根予選後のアイシングが痛々しかったです)選手層の薄い日大にとって田村が走れるかどうかは大きく影響してきますし、何とか最後の箱根に合わせてきて欲しいです。

 

うーん、箱根予選の結果を見る限り、シードは厳しそうですが、日体大記録会の結果を見ると、少しは希望が出てきたかな?という印象です。あくまでも記録会は記録会ですが、前年度は記録会でさえ散々でしたからね。。。それだけでも改善されていると思います。往路に全力を注ぐオーダーになると思いますが、今年こそ留学生の走りを無駄にしないように、前後をしっかりと固めてシードを狙って欲しいです。前回の記念大会のダニエルなんて前人未到、今後もまず不可能と言われる20人抜きですからね・・・その再現だけはやめてほしいものです。。。

 


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