90回箱根駅伝 神奈川大学の不安要素

続いては、箱根予選会4位通過の神奈川大学の不安要素について・・・過去10年の箱根成績はこのようになっております。見てのとおり、2005年以降ずっと15位前後が続いております。ここまで安定しているのもある意味すごいですが、なかなかシード権争いに加われていないのも事実・・・そんな神奈川大学の不安要素として、まずは選手層があげられます。もちろん、記録会に殆ど出ていないのもありますが、1万mで30分切りがわずかに5人しかいないんですよねー(11/15現在)。。。これは全大学の中で最低人数ということになります。飛び抜けたエースが居ない金太郎飴のチームなんて揶揄されることもある神奈川ですが、今年はむしろエース格が強いのに、箱根10人を争うメンバーの戦力に不安が残ります。どこまで底上げできるかがシードを狙ううえで大事になってきますね。

 

また、山も誰にするのかというのも不安要素の一つですね。前回6区を一桁で走った高久は卒業してしまいましたので、新たに山下り候補を探す必要があります。とはいえ、下りではそれほどシードを狙う大学と差はつかないでしょうから、気になるのは上りです。前回は柏部が低体温症になってしまい、完走するのが精一杯でした。その後、温泉に浸かるまで意識がなかったらしいですからね。棄権者も二人だし、本当に前回の5区は過酷でした。。。その5区に再度挑戦する意欲を見せている柏部ですが、果たしてトラウマなどは大丈夫なのか?大失敗をした区間で再度起用するのは監督としても選手としてもリスクが大きいですからね。精神的ダメージで箱根以降、2,3ヶ月は走ることさえ出来なかったそうですし・・・前回は5区さえ中位で凌げていれば、シードも見えていただけに、次の人選が非常に大事になってきそうです。

 

箱根予選のエントリーを見る限り、怪我?と思われる選手の多さも気になります。チームの主力である赤松、1万mチーム6位の南、8位の永信といった本来であれば箱根予選を走るであろうメンバーがエントリーから揃って外れており、怪我の可能性が高いです。ただでさえ選手層の薄い神奈川大にプラス怪我人という要素が加わると、ますますシード権が遠のいてしまいます。怪我人の回復状況はどの程度なのか、箱根でしっかりと戦力になれるのかというところが心配ですね。

 

選手層の薄さにも関係してきますが、経験不足というのも不安要素に思えます。3大駅伝も箱根しか出場できず、記録会への参加も少ないとなると、実戦の場が極端に少ないように思えるんですよねー。もちろん、監督の方針もあると思いますが、様々な記録会に出るのはいい経験になりますし、そこでタイムを伸ばす事ができれば、選手の自信にもなるでしょう。箱根という場合によっては1人で20km走り続けなければいけない厳しい状況では、やはり経験というのは大事になってきますからねえ。箱根をすでに経験している主力はさすがに心配はいらないでしょうが、それ以降の選手の経験不足は大丈夫なのかな?とも思っています。

 

いい加減、15位前後からいい方に脱却を図りたいところですねー。いつも前半で出遅れる神奈川大学にとって、エースがいるというのは非常に心強いです。前半を上手く滑り出せ、5区さえしっかりと走れればシードも見えてくるのかな?と思っています。2004年度以来、久しぶりのシードを是非とも勝ち取りたいところですねー。

 


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