2013年前半振り返り & 駅伝シーズン展望~日本体育大学~

2014年8月4日

いよいよ9月に入り、駅伝シーズンが迫ってきました。駅伝ファンにとっては9月~1月が特に楽しみな時期ですね!ブログ更新も夏休みに入っておりましたが、また更新頻度を増やしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。各大学ごとのシーズン前半を振り返り、駅伝シーズンについても簡単に展望を述べていきたいと思います。まずは日体大から・・・選手一覧はこのようになっております。そういえば、一覧には出身高校、高校ベスト、誕生日、身長、体重といった項目も表示できるようにしました。特に出身高校は95%はデータを登録しましたので、よろしければ参考にしてみてください。誕生日も徐々に埋めていく予定です。

 

トラックシーズン最大の収穫は山中の著しい成長ではないでしょうか?去年の全日本、箱根とルーキーから結果は出していましたが、今年は5000m13分台、1万mは28分26秒までタイムを伸ばしてきています。世界ジュニアクロカンにも出場するなど、その活躍はめざましいものがあります。駅伝シーズンも非常に楽しみですね。

 

キャプテンの服部も元気です。5000mで13分37秒、1万mで28分22秒といずれも自己ベストを10秒以上更新し、1万m,ハーフでユニバーシアード出場、関東インカレでも上位入賞を果たすなど、大きな大会で結果を残しているのが頼りになりますね。箱根5区はもちろん、出雲・全日本でも強さを見せてくれることでしょう。

 

他の主力である矢野も負傷していた時期もありますが、関東インカレではしっかりと入賞していますし、本田も関東インカレハーフで優勝するなど、何かしらの結果は残しています。箱根6区を好走した鈴木も1万mで29分1秒までタイムを伸ばしていますし、全日本、箱根と1区で好走した勝亦も怪我から復帰し、1万mで29分8秒までタイムを伸ばしてきました。主力たちは文句なしのトラックシーズンだったと思います。

 

その一方で、主力とそれ以外の選手の差が開いているのが気になります。新しく持ちタイムでトップ10に入ってきた選手は1人もおらず、データベースに登録されている選手は13人と全大学中最低(=持ちタイム3部門のトップ10,3大駅伝出場者を合わせた人数)であり、戦力が固定化されていることが伺えます。ルーキーも14分30秒以内を1人も取れなかった惨敗というだけあって即戦力を求めるのは厳しいでしょう。比較的層が薄いと言われている早稲田よりもさらに選手層が薄いのでは?とも思ってしまいます。

 

出雲は例年もまずまずの成績を残していますし、今年の戦力を考えると優勝候補の一つと言えると思います。全日本はちょっと厳しい感じかなあ・・・?主要区間以外で他大に差をつけられそうな気がします。。。箱根は服部が5区にいるだけに2連覇を狙えるチームを作ってくる可能性もありますねー。3人走っていずれも区間2位と好走して卒業生の穴を埋められるのかが鍵になりそうです。去年の箱根予選以降、ずっと上手くいっているだけに一度歯車が狂った時にどうなるのかという怖さもありますねー。箱根優勝チームというプレッシャーがある中、3大駅伝でどんな活躍をしてくれるのか、楽しみです!

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