区間記録を振り返る~全日本3区~

2014年8月30日

続いては川越中継所~四日市中継所までの9.5kmと全8区間中最も距離の短い3区について・・・短い距離ではあるけれど、意外と差がつきやすい区間でもあり、前半から流れにのりたい理論により、5~7区よりも力のある選手を起用してくる大学も多いですね。区間歴代上位は以下のようになっております。

 

1 26分55秒 油布郁人 駒澤大 3年 2012年
2 27分05秒 ステファン・マヤカ 山梨学院大 2年 1993年
3 27分07秒 上野裕一郎 中央大 3年 2006年
4 27分15秒 本田勝也 東洋大 4年 2010年
5 27分19秒 大須田優二 中央大 4年 2012年
5 27分19秒 延藤潤 東洋大 3年 2012年

 

駒澤の油布が3区の区間記録保持者、2012年の記録です。区間歴代2位も油布でこれは1年次の記録、2年次も歴代上位に入る記録でまさに全日本3区のスペシャリストといっても過言ではありません。4年連続区間賞の記録の期待もかかりますが、現状の駒澤の戦力を考えると1区あたりを走ってほしいかも?4本柱で1,2,4、8区を埋めたいところですからね。。。

 

歴代2位は山梨学院のマヤカ、私の記憶ではマヤカ自体かなーりぼんやりです。早稲田の渡辺康幸と激しく争っていた記憶がなんとなーく・・・桜美林大学の監督になったとか!続々と箱根に向けて強化を進める大学が増えていますね。最初に初出場を決めるのはどこの大学になるのかも楽しみです。

 

日本人2位は中央の上野裕一郎、上野も油布同様にこのくらいの距離が強かった印象が・・・箱根は長すぎるのかな?SB廃部に伴いDeNAに移籍しましたが28分10秒台を出すなど早速結果を残しているようで何よりです。伊達、松岡、北村とともにスーパールーキーと呼ばれ、4年次には4天王なんて呼ばれたりもしましたが、上野が一番安定して結果を残してますよねー。所属は変わりましたが、今後も変わらず活躍してほしいです。

 

日本人3位は東洋の本田、4年生になって出てきた選手ですが、出雲・全日本といい走りをしましたねー。それだけに箱根に出られなかったのは非常に残念でした。本田が出ていたら、箱根も勝てていたんじゃないかなあ?なんて思ったりもします。所詮はたらればではありますが・・・

 

日本人4位タイは中央の大須田、2012年度の記録です。全日本は前年度の6区3位に続いて好走しています。1万m28分台を持っていましたし、これまたこのくらいの距離が得意な選手だったのかなあ・・・全日本は10km未満から20km近くまでバリエーションがあるのが面白いですよねえ。箱根の20kmの勝負というのももちろん楽しみなのですが・・・

 

日本人4位タイは東洋の延藤、これまた2012年度の記録です。やはり、2012年度は好条件だったことがうかがえます。この区間で首位となるいい走りをしたのですが、総合優勝した駒澤に24秒詰められたのは後々痛かったなあ。。。でも、日本人歴代5位ではちっとも責められないですよねー。

 

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